トンネル飽きた

二日目も早起き。

近くで見る羊蹄山(通称:蝦夷富士)は美しい。まだ雪残ってる。

今日は朝一で積丹半島を目指す予定。


羊蹄山吹き出し公園
途中の京極町に、日本の名水100選にも選ばれた有名な採水地があるみたいなので寄ってみた。
道の駅と一緒になったふきだし公園の中に、その泉はあった。

かなりの湧水量です。水温は年中6℃くらいとちょうどいい。
ポリタンク持参(公園の側でも売ってた)で大量に汲んでいく人がやたら多かった。
水とか大量にあっても飲まないし、500 mLペットも無かったので、その場で飲みました。
朝一に飲む水は最高。


積丹半島一周
ニセコから京極町経由で、日本海沿岸の岩内まで出て、そこから西回りで積丹半島突入。
海沿いの道走るのは気持ちいいんですが、やたらとトンネルが多いw 10や20じゃ効かないと思うくらい。
途中の岬にちょくちょく寄りつつ、



メインの神威岬へ到着。ここは地の果て流されて俺。

風が強い場合はここまでしか行けない。

20分ばかり歩いて、岬最先端へ。提督!街が見え・・・・ませんよ?

岬先端の向かいにこんな岩が・・・。
あと、灯台がありました。灯台タイガーというワードがふと頭に浮かんだ。


神威岬見て満足したところで、昼食。
とりあえず積丹名産のウニと近くの神恵内村の名産アワビでも食うことにする。

ウニは中々いいボリューム。普通に食って、ご飯があまらなかったw
夏だと地場物のバフンウニが食えるみたい。
アワビは、身もさることながら肝が旨い。酒のつまみによさげ。


積丹半周したあたり余市側に近いところにある積丹岬へ。


生憎ここは、先端部までは行けないようです。
その代わり海岸線が延々と遊歩道になってて歩けるみたい。汗だくだったので、岬前まで行って引き返してきましたが・・・。


ここは、岬も綺麗だけど、島武意海岸が綺麗なんです。日本の渚100選。


あと、積丹半島三岬の最後の一つ「黄金岬」は近くまでいったものの、現地の細かい道がよく分からなかったのとたいしたことないっぽいので、
華麗にスルー。
時間も時間だし、積丹半島を後にし、余市に向かう。


余市 ニッカウヰスキー工場
以前来たとき行きたかったんだけど、札幌小樽の工程上無理だった。
だから今回はなんとしても行くということで。


道の駅余市アップルの隣に、煉瓦作りの建物があってそこがニッカウヰスキー余市工場。
無料見学やってるというので、早速受付で申し込んで自由見学。


館内は広々としてて、各工程を詳細に見学できていい感じ。
あと、竹鶴邸やニッカ博物館とかもあってニッカファンにはたまらないところかも。
竹鶴タンのすごさを再認識した。


ウイスキーの作り方とか、前に美味しんぼで読んだことあるからさらっとは知ってたけど、
実物見るとやっぱ違うな。
特に、ピートとか。


蒸留!


樽の組みたて。奴隷を入れて、最後にフタをします


余市工場限定で、ウイスキーの原酒の販売とかもやってて、試しに匂い嗅いだりしてみたんだけど、
5-25年と年数経るとかなり違うね。焙煎や樽によっても、色や香りが全然違ったりと。
明らかに旨そうだったんだけど、その分いいお値段!(180mLで5000円とか)だったので、スルー。
普通の奴の無料試飲も運転手だったので、パス。
適当にお土産買って、閉館時間だったので退散。
もうちょい時間かけて味わっても良かったかも。

・小樽
余市から小樽へ。さすがにこのあたりになると道が混んで来て運転しにくいw
小樽近辺は桜が満開で綺麗でした。
ホテルにチェックインして、荷物だけ置いて運河方面へ散策。



この前来たときも思ったけど運河はやっぱり風情があるなぁ。人も少なくて良し。

あと、冬には雪灯とかの会場になってる手宮線跡も見てきた。
車で街中走ってると一旦停止しなくてもいいのにしてしまうトラップ的名所。


夕食は、海鮮も飽きたので、小樽市内の鶏料理屋へ。
小樽で鶏?って思うけど、旨いんです。

中でも、若鶏の丸揚げは味もボリュームも素晴らしい。おまけに安い。
お土産に買って帰る人もかなりいました。


飯食った後はスイーツ(笑)タイム?ということで、同じく市内の「パーラー美園」へ行ったり。
大正時代くらいからやってるらしくて、小樽はもとより北海道ではかなりの老舗。
アイスも旨かったけど、店内がレトロな雰囲気保ってて落ち着く。


まだ時間があるので、どうするよ?と相談した結果、天狗山に夜景見に行くべ!ということに。
ここも前回来てないからちょうど良かった。
ナビに従ったものの、本当にここであってるの?的な真っ暗な峠道を走って、山頂到着。
山頂にまだ雪残っててびっくりした。
(注:普通はここロープウェーで来ます。)



函館の函館山、札幌の藻岩山、そしてここ小樽の天狗山。どれもそれぞれ違った良さがありますな。


帰りのダウンヒルを楽しんだ後、ガソリン入れて宿に戻って即寝。
今日は肉体疲労がひどい。


本日の走行距離:210 km