初日

奥州藤原氏

今年の春は悩んだ結果、結局去年一昨年と3年連続で逝ってきましたw
朝4時起きで、東京駅へ。
相変わらず、東北方面新幹線改札は鬼混み。
改札通れなくて、危うく乗り過ごすんじゃないかってくらい混んでた。



いつもならはやてなのですが、今日の目的地は一ノ関までなのでやまびこで。
自由余裕だろとは思ったのですが、やはり混んでいて一応指定取っておいて正解でした。
隣の鉄オタらしき人がずっと時刻表読んでたのは謎だった・・・。
時刻表だけで時間つぶせるというのは本当だったか。


一ノ関から東北本線に乗り換え。入線後30分くらい待つことに。

平泉到着。
長らく一回来てみたいと思ってたり。
しかし、今日の旅程上、平泉に居られるのは僅かに3時間!
そこで、効率良く回るためにレンタサイクルを借りることに。


普段乗り慣れないママチャリでしたが、かっ飛ばして第一目的地「中尊寺」に到着。

寺全体が一つの山でかなり広いです。
荘厳な感じ。
寺の境内の中にたくさんのお堂がありました。




金色堂。ここは外せないということで入ってみた。

まあ、中は撮影禁止だったので写真はないんですが・・・。
すごい金模様だった。
松尾芭蕉が、「五月雨の降のこしてや光堂」とか詠んだところ。
一歩間違えばひどい俗物根性になりかねない。



こういうの見ると特異点出そうになるから困る。



そういや平泉は芭蕉翁ゆかりの場所だったりする。


中尊寺結構駆け足で、それでも1時間ほどかかったかな。



近くなので、義経ゆかりの高舘にも寄ってみることに。



ここは芭蕉が来て、「夏草や兵どもが夢の跡」って詠んだとこですね。

三代の栄耀一睡の中にして、大門の跡は一里こなたに有。秀衡が跡は田野に成て、金鶏山のみ形を残す。先、高館にのぼれば、北上川南部より流るゝ大河也。衣川は、和泉が城をめぐりて、高館の下にて大河に落入。泰衡等が旧跡は、衣が関を隔て、南部口をさし堅め、夷をふせぐとみえたり。偖も義臣すぐつて此城にこもり、功名一時の叢となる。国破れて山河あり、城春にして草青みたりと、笠打敷て、時のうつるまで泪を落し侍りぬ。

上の句で、芭蕉らが見た構図らしいんですが、山川はあるものの道路と原野でよく分かりませんね。


それと義経堂があって、

供養塔がありました。
なんかよく分からない人形が飾ってありました・・・。



時間もおしてきてたので、ものすごい勢いで坂登って下って、第三チェックポイントの毛越寺へ。

平泉来たら中尊寺とここは行っとけって感じですか。

あ、また芭蕉タン。うーん、奥の細道ィィィ。


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ここは建物もさることながら、庭園が圧倒的にすごい。
GWくらいだとあやめが全開でいいんだと。


最後に資料室もじっくり見てお腹いっぱい。


ここで残り1時間ちょいとなって、脚力的に郊外のポイント一つくらいなんとかなりそうだったので6kmほどぶっ飛ばしてきた。
いつもロードで6km通勤とかなんてことないけど、ママチャリで向かい風はこの際酷です、残酷です。
かなり汗だくになりつつ達谷窟毘沙門堂に到着。
ここは坂上田村麻呂ゆかりの場所。
自転車でこんな所まで来る人は稀なようで・・・。大抵バスか、レンタカーだた。

岩壁の傍にお堂があります。

うーん、なんか見えるぞ。何かに似ている。

拡大すると、人の顔に見える! 良く彫ったもんだ。


帰りは追い風で快適でした。
平泉駅で自転車返却。
ふぅーほぼ予定通りの3時間でした。
結構回れるもんだな。

横手やきそば

平泉を跡にして、東北本線で一ノ関まで戻る。
そんで2区間だけだけど、無駄に新幹線で北上へ。

ここは珍しい0番ホームがあったりする。これだけで北上駅って分かる人はやっぱり鉄だろうか(>>1とか。)


北上線の乗り換え電車出発まで1時間ほどあったので、駅蕎麦で食事。

まもなく入線してきたので、さっさと乗り込んでボックスで4席厨。
普段ガラガラそうだけど、今日はなんだかんだで人一杯いたなー。

平泉で買った南部煎餅をつまみつつ、充電なんぞを。eneloopは便利だ。


良い感じのローカル線でしたが、風景的にはあまり面白くなかったのと日当たり良好で眠すぎたせいか、
落ちてました。
気づいたら、ほっとゆだ駅に到着。
ここで大半の人が降りていきました。
なんでも、駅に温泉があるんだとか。時間が許せば下車したかった駅の一つですなぁ。


あっという間に、終着駅の横手へ到着。
あまり降りる人はいませんでした・・・。

釣り吉散兵が有名らしい。しらんかったけどw


もう腹が横手焼きそばな気分だったので、目当ての店「ふじわら」に直行。
閉店時間じゃないはずなのに、何故か閉まってた・・・。
ガックシ。
しょうがないので、横手城目指して糞寒い中歩きました。
荷物一杯だったし、城まで遠くて結構辛かったなー。

城の中は冬季休業中で見られなかったんだお・・・。


下山したところで、ちょうど夕方の部の営業時間だったので、
駅前の「食い道楽」という店に入る。入って気づいたんだが、横手焼きそばグランプリの店だったらしい。

きたきたきましたよ。
ゆで麺炒めて、とろみの無いソースがかかって片面焼きの目玉焼きが載ってて、福神漬けが付いてるのがスタンダードな横手焼きそば。
この麺の食感とソースの味は好きだな。


まだ腹に余裕があったので、駅の裏側(超大回りしないといけない)の「まいど」という店へ。
開店時間まで10分くらい寒空で待機してました・・・。

さっきの店とはがらっと見た目が変わって、ここのはホルモンが入ってるのが特徴。
麺とホルモンだけなのに、どこまで行っても飽きないぞ。ついビール頼んじゃったw
特にホルモンが旨かったです。
まあ、ここは本来居酒屋っぽいです。開店と同時に席全部埋まって、夢でも見てるようだ・・・と
ちょっと居づらくなったのでさっさと食って出ましたが!
俺は、あの店には不釣り合いな客だったんだろうな。

仙台の夜編

さて、帰りますよっと。
奥羽本線で、大曲まで出ます。

ここからこまちで仙台目指します。
シートピッチの狭い旧自由席の15, 16号車しか取れなくてしょんぼりしてたんですが、
15, 16は指定でもガラガラでむしろ快適で良かったです。仙台まで隣居なかったし。


こまちはこれで二度目ですが、いずれも夜なので車窓など望めず。
田沢湖線内は遅めなものの、あっという間に仙台到着です。
いやぁ仙台久しぶりだなぁ。
もう通算5回以上来てるので、慣れっこです。
今日は仙台に泊まります。
宿にチェックインしたあと、夕食。
仙台と行ったら牛タンだろうが!と誰かが言ってたので、3年ぶりの牛タンを食いに行く。


行ったのは、中央通りの「利久」。


牛タン定食。とろろも追加!
前来たときは、BSE騒ぎまっただ中で牛タンの供給が怪しかった覚えが・・・。
それにしても牛タンは量も十分で旨いし、白菜・シシトウ漬けもたっぷり、
テールスープは肉入りで量たっぷりだし、小鉢の肉は旨いわでご飯がご飯がススム君過ぎた。
これだけで麦飯3杯はいける。
さて、とろろはどう使うかな・・・。とりあえず2杯目お代わりしてなんとか片付いた。
正直とろろはいらなかったですw
ゆなかはち切れそうなくらいでした。


いやぁ、3年前より満足度高かったな。
とりあえず「利久」は味、値段共にパフォーマンス高いので始めて行くならオススメです。
コンビニで酒買って、一杯やりつつ明日の予定立てて乙。


それにしても、このホテルかなりクォリティ高いなぁ。これはうれしい不意打ち。


とりあえず、明日は山形の方に行ってみようと思います。