今日の東野

ガーッと「卒業」、「放課後」読了。
いずれも初期作品。
正直、一日2冊は疲れるぜーフゥーハーハー


卒業 (講談社文庫)
卒業は、文字通り卒業前の大学生らの話。
いまいち、私には合わなかった感じ。60点。
雪月花とかいう茶道の遊びが物語の重要な部分占めてるんだけど、本文中に図解で解説してあるけどなんか複雑だし、ぶっちゃけ一回目で理解する気が失せた。
正直、茶道に興味ある人でも辛いと思う。
ただ、トリックとしては結構練ってあるとは感じたかな。

放課後 (講談社文庫)
放課後は、女子校が舞台。
こっちはなんか読みやすかった。「卒業」より良かったかな。
ちょっと伏線張りすぎて、全部消化出来てない感じがしたかな。
あと、ラストはちょっとトンデモかも。
行き当たりばったり感ありあり。
今まで、こいつらが怪しいですよ伏線張りつつ、ラスト数十ページで実はあの人(本文中での描写はあんまり無くて、あんた居たの?みたいなキャラ)が犯人でしたとか…
それと犯人の動機がなぁ…正直共感を覚えない。
ラストが某バッドエンド風になってたのはなんか意味があるんでしょうか…?
教えてエロい人。