今日の一冊 068
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 1994/11/01
- メディア: 文庫
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久々に東野推理物。
なんかよくわからない変な構造の料亭「回廊亭」が舞台。
ある富豪の遺産を巡って、一族全員集合、とここまではありがちな設定。
主人公は過去にこの建物で放火による火事に遭い、その後自殺したことになっている女性。
で、主人公は自分を殺そうとした犯人に復讐するために、老婆に変装して回廊亭へ飛び入り。
最初に、老婆の変装とか無理ありすぎじゃね?と思ったのだが。
で、定番の殺人事件が発生。
主人公がその事件を推理しつつ、自分の復讐を成し遂げていく。
そして・・・
ラストの展開はかなり予想外。
久々にサプライズがあった一冊だった。
70点。